たくさん公演させて頂いたんでした。

「へんてこりんな石の裁判」は、基本的には2011年度の作品なわけですが、
次の作品が出来上がるまでには、まだまだ時間がかかります。

台本をおこし、みんなで読み込み、手直し、配役決め、さらに読み込んで更に手直し。そして立ち稽古、小道具作り、大道具決め、覚えて、台本離して、練習あるのみ。

その間「新作の練習中なので、公演できません」なんて言ってたら、
一年の半分以上お受けできなくなっちゃいます。

ですので、新作を作りながらご依頼があれば旧作を公演するのが
4~7月の時期というわけです。

そんな中で、3回の公演をさせて頂きました。

詳しくは、「続きを読む」からどうぞ。



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ガーデンコート天王台
高野山小学校
並木保育園



「ガーデンコート天王台」は、グループホームです。
高齢者の方々が、ご自分の家として暮らしていらっしゃいます。

どてかぼちゃの公演で、介護施設やディケアなどにうかがうようになって、
様々な形態の施設を知り、勉強になったと同時に、
高齢者がさらに増えていくこれからの日本についても考えさせられました。
どのような形でも、ご本人もご家族も楽しく暮らしていけるような、
そんなお手伝いの一環になればいいな。

…なんて偉そうに思っていた村長は、どっかーんと台詞を忘れました
それでも上演回数を重ねてくれば、なんとかなるもんですね。

お揃いのパーカーを着て行ったので、準備の段階から「何が始まるの?」と
わくわくしたお顔で聞いてきてくださったお客様(おお、こういう効果もあるのか)
ひととき、楽しんでいただけたと思います





高野山小学校は、2月のリベンジ。
体育館はやっぱり広い
みんな頑張った!
先生方にも、「来てもらえてよかった」と喜んで頂けました。
なんだか、もう十年近く毎年お伺いしてるからか、
「ファンなんです」って言ってくださる先生がいて
嬉しいのなんのって

またぜひ呼んでください。




最後は並木保育園。
初めてお伺いしたのですが、実はもう数年以内に閉鎖が決まってるのだとか。
子どもが少ないわけではなく、地主さんのご意向だそうですが、
残念ですねぇ。市の中でも歴史ある保育園なんですけど。
新規の入園をとらないので、卒業すれば子どもが自動的に減っていってしまいます。
子どもが少ないと、イベントもしにくくなって淋しいというお話を聞いて、
「ぜひぜひやらせてください!」と手を挙げました。

そんな大人の事情は関係なしに、子どもたちは元気で楽しんでくれたようです


さて、2011年度作品「へんてこりんな石の裁判」、
上演はこれにて終了しました。次回作もお楽しみに